ZBS TIMES 【旅行記】関西ProjectX ~2nd Aniversary Maizuru.【第12話】
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東方、鉄道とかそんな感じ。

【旅行記】関西ProjectX ~2nd Aniversary Maizuru.【第12話】

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第12話「わたしの加悦鉄道」

最初:第1話「ようこそ関西地方」
前:第11話「おかえりタンゴ」

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加悦鉄道
1926年に丹後山田~加悦間にて開業。また丹後山田~岩滝工場間、加悦~大江山鉱山間に貨物線も保有していました。
1984年に貨物輸送が廃止、その後1985年に旅客営業も廃止されました。
そんな加悦鉄道ですが、当時から珍車の宝庫として有名であらゆる車両を保有してました。
廃止から30年たった今でも見ることができるのがこの加悦SL広場です。

まずは外観から、建物は加悦駅の駅舎になります。
SL広場の所在地は元大江山鉱山駅跡にあるので移築されてきたんですね。
ちなみに1977年にSL広場は開業されていますが、最初は加悦駅跡にありました。
1993年に加悦駅の土地に役場を立てることもあり1996年に今の場所に移転しています。

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京都市電 狭軌1形23号車
まずは入り口にあるこの電車から。明治村にもいますね、京都市電のN電です。
1918年に登場、1961年の堀川線廃止に伴い廃車されました。
2003年までは宝塚ファミリーランドにて展示されていましたが、閉園したためその後加悦にやってきました。

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南海電鉄1201形電車モハ1202
1933年に天下茶屋工場にて製造。貴志川線にて活躍した
1995年に廃車。加悦鉄道では休憩スペースとして使用されています
SL広場唯一の電動車です。62年も現役で使うとかとか思ってましたが、最近までは7000形が50年軽く超えて運用してたから全く変わってなかったね

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東急3000系電車サハ3104
1925年に藤永田造船所にて東京横浜電鉄デハ104形として製造。
1934年にモハ104形に改称、1942年に東急電鉄の車両となりデハ3104形に
1957年に電装が解除されサハ3104形に。1969年に加悦鉄道に譲渡され、1972年に廃車。
1996年にカフェトレイン蒸気屋に改造されました。
まさかの東急車もいるとは。東急3000系列の保存車はほとんどないので珍しい分類。

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それでは館内へ。
きっちりと紹介します(当社比)

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加悦鉄道2号機関車(鉄道省120形蒸気機関車123号)
1873年に英国にて製造、1874年から東海道本線にて運転開始しました
1915年簸上鉄道に譲渡し2号機関車に、1926年に加悦鉄道に譲渡。1956年に運用が終了しています。
またこの車両は国の重要文化財に指定されています。
関西の鉄道の歴史はこの車両から始まったということですね。素晴らしい。

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鉄道省ハ4975形付随客車ハ4995
1893年に新橋工場にて製造。1928年に譲渡。1935年に廃車され、その後は倉庫に
1970年に車体復元され35年ぶりに復活。加悦鉄道のアイドル(某工房長談)
2軸・非貫通型という可愛らしい車体からマッチ箱客車と呼ばれ親しまれている客車です。
IORI工房にてキットが販売されている→「加悦鉄道 ハ4995」ペーパーモデル

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簸上鉄道5形蒸気機関車・鉄道省1260形蒸気機関車1261号
1923年に日本車両にて製造し簸上鉄道5形6号機に。1934年に鉄道省所属となり1260形1261号に改称
1943年に加悦鉄道に譲渡。1967年に運行終了。
3軸C型機関車。国鉄でC11だのが走ってる傍らでこれが走っていたと思うとなかなか面白い

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加悦鉄道ハブ3号形付随荷物緩急車
1889年にドイツにて製造し、九州鉄道にて運転開始。
1901年に鉄道省車になり、ユニ3906形3908号車となる。1922年に伊賀鉄道に譲渡されハブ2形に。
1927年に加悦鉄道に譲渡されハブ3形に改称、1969年に廃車。1970年の大阪万博ではクラウス17号機関車とともに展示されました。
荷物客車なんだからハニじゃないのかと思いますが、ハです。昔のルールは知らない
IORI工房にてキットが販売されている→「加悦鉄道 ハブ3」ペーパーモデル

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国鉄C57形蒸気機関車189号機
1946年に三菱重工にて製造。信越線・北陸線・山陰線・羽越線などで活躍しました。
1971年に廃車され、1973年に加悦鉄道になんかやってきました。
急に近代的になりました。お馴染み貴婦人です。現在では山口線と磐越西線にて運転されています。

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国鉄C58形蒸気機関車390号機
1946年に汽車製造にて製造。函館線・石北線などで活躍しました
1975年に廃車され、同年になんか加悦にやってきました
こちらもお馴染みの機関車。現在では釜石線と秩父鉄道線にて運転されています。

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1915年にアメリカにて製造、長門鉄道101号機関車として活躍する
1947年に東レ滋賀工場内用入れ替え機となり103号機関車に改称
1964年に廃車され、宝塚ファミリーランドにて展示されました。2003年に京都市電同様閉館のため加悦にやってきました
アメリカらしいゴツイ蒸気機関車です。小さいのに強そう。

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加悦鉄道ハ10形付随客車
1925年に大阪梅鉢鉄工所にて製造。創業時に新製した客車になります。
二等と三等が混ざった車両。1968年に廃車されました。
当時は修繕作業中だったため妻面しか見えませんですた。現在ではきれいな状態となり全体を見ることができます。

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鉄道省40900形気動車・加悦鉄道キハユニ51形
1936年に日本車輛にて製造、芸備鉄道キハユニ18形に。1937年に鉄道省に買収されキハニ40900形40921号に
1952年に舟木鉄道に譲渡、1962年に加悦鉄道に譲渡され、キハ51に改称
1985年に廃線により廃車。1993年に改装しキハユニ51形となる
展望デッキ付き気動車です。こんなものがあったんですね。この発想はいいですね。ミトーカさんがキハ40でやらないですかねぇ

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南部鉄道・加悦鉄道DC350形ディーゼル機関車
1956年に汽車製造にて製造、南部鉄道DC350形351号機になる
1967年に譲渡され、貨物用として活躍。1985年に廃車。
DLの登場です。SLだけでなくDLもそこそこあります。小型のDLってなんかいいですよねぇ

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加悦鉄道ワブ3形有蓋貨車
1916年に大阪梅鉢鉄工所にてト1型無蓋貨車ト2として製造。
1943年に有蓋化改造を行いワブ3形に、1985年に廃車。
貨物輸送もあったので貨車もあります。ただ無蓋車を有蓋車に改造するのかっていう。

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鉄道省ヨ2000形車掌車ヨ2047号
1937年に汽車製造にて製造。1980年に廃車。1981年になんかやってきた。
日本最古の新製鋼製車掌車。日本唯一の残存車。

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加悦鉄道ハ20形付随客車ハ21号
1893年に新橋工場にてハ4995として製造。1935年に台車のみ流用し車体を新製し登場したのがこのハ20形。
1980年には東北新幹線開業記念博になぜか出展し、無事輸送中に損傷する。
ここで一つの疑問、ここにハ4995の台車があるということはさっきのハ4995の台車はいったいどこから。
答えは簡単。ハ20についてたハ4999の台車を使い修繕したとのこと。ハ20を残してハ21で修繕すればよかったじゃんという突っ込みはしないでおこう

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日本専売公社岡山KD-4 カトーくん
1956年に加藤製作所にて新製、キリンビール専用線の入れ替え機として活躍
1971年に日本専売公社専用線入れ替え機に転属、1976年に廃車。
廃車後はジーンズ縫製工場にて保存、1999年に加悦に譲渡、動態化し保存しています。
業界では人気の車種で、カトーくんと呼ばれているようです。大井川鐡道にも同型車がいる模様

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遠州鉄道ト400形無蓋貨車
1923年に大阪梅鉢鉄工所にて製造、2000年に廃車され、加悦鉄道に譲渡
加悦鉄道ト1型無蓋貨車とほぼ同型車という理由で保存されているらしいです
というか2000年まで使われていたというのがスゴイ。遠鉄すごい。というか貨物輸送してたの

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神奈川臨海鉄道DB202型ディーゼル機関車
1963年に日立製作所にて製造。日本冶金川崎で、構内側線要として活躍
1984年に廃車、その後加悦鉄道にて動態保存されています。
まさかの地元組の登場。しかも動態保存。入れ替えとかに使用してるっぽいです
ちなみにこの広場の最新型車両。

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国鉄キ100形貨車
1938年に土崎工場にて製造、山陰本線を主に活躍。1981年に廃車
お馴染みのラッセル車、よく見るやつ。何度も言いますが、これは貨車です。自走できません。

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加悦鉄道4号蒸気機関車
1921年に川崎造船所にて製造、河東鉄道3号機関車となる
1934年に譲渡され4号蒸気機関車に。1969年に廃車。現役35年(実働33年)は加悦鉄道の機関車としては最長。
河東鉄道は今の長野電鉄。鉄道省1250形機関車が同型機。

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加悦鉄道フハ1形付随客車
1916年に名古屋工場にて製造、伊賀鉄道所属になる。
1927年に加悦鉄道に譲渡される。1969年廃車。
現在は修復のために入場しています。自重4トンととても軽い客車

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加悦鉄道キハ101形気動車
1936年に日本車輛にて製造。1942年に木炭での運転ができるように改造される
1968年に燃料をガソリンから軽油に。1985年に廃車。2004年に動態復活。
加悦鉄道開業10周年記念に作られたガソリン気動車。こう経歴を見るととてつもなく迷列車です。

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国鉄TMC100型モーターカー
1961年に富士重工にて製造、福知山近辺で保線用として活躍
1978年に加悦鉄道に譲渡、1985年に廃車。新しい車なので動態保存。
ラッセルもできる、方向転換もできる有能保線車。

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蒲原鉄道保線用トロッコ
謎車両
人力で動かすトロッコ車両。4人定員の車両もある

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1953年に森製作所にて製造、1985年に廃車
1999年に動態修繕され動態保存車に
様々な車両製造会社がありますが、森製作所機関車はこれしか残っていないようです。要はラス1
愛称は森ブタ。現在は修繕中のため見れないかも。

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日本国有鉄道・加悦鉄道キハ10-18
1955年に48100形登場。1957年の称号改称によりキハ10系に、1981年に国鉄での運転は終了しました。
1979年に加悦鉄道に譲渡し廃線になる1985年まで稼働しました。
キハ10系列は結構保存してる場所ありますよね大宮の鉄博、名古屋のリニア館、青森の南部縦貫などなど

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日本国有鉄道キハ08形気動車
展示車両のオオトリはこいつです。
1920年くらいにホハ24400形客車の何号機(ホハ24859?)かで製造されました。その後ナハ22459に形式変更。
1955年に17m級のナハ22000を切ったり付けたりし、20m車にして鋼体化改造しオハ62-130に形式変更。
1962年に盛岡工場にてそのオハ62-130を改造し気動車化しキハ40-3に。
1966年に新キハ45形の登場によりキハ08-3に形式変更、1971年に除籍。
1974年に加悦鉄道に譲渡、1985年に廃線により廃車。激動の歴史に幕を閉じました。
キハ08は09を合わせてもこれのみの残存。日本最強のゲテモノ車両。113系3800番台を鼻で笑える。
以前はGMのオハ62系のキットで製作することができましたがリニューアル後はそれ用のパーツが無くなり政策が不可になっています。
しかし鉄コレ第22弾にての登場が発表されました。箱買い不可避
ちなみにナハ22000形が欲しければIORI工房に売ってるから買えばいい→「ナハ22000」ペーパーモデル

と以上が全保存車です。(ここまで書くのに3時間かかったぞ)
一番古い車両が1873年製、一番新しい車両が1963年製と、ちょっと回るだけで90年の歴史を見ることができます。
なんというか、凄まじい車両保存館です。行きにくいけどここはおススメですね。
ちなみにこの日は我々の貸しきりでした。平日これ誰も来ない日の方が多いんじゃねぇの?

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昼飯は蒸気屋で取ります。
何となくカレーを食います。あきらかに似合わないもの食ってるぞい。とてもおいしい。
モハ1202の車内とかも見れます。というかあちこちおいてある骨董グッズはなんなんだ。

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最後に軽く一回りし、全行程が終了
ここはよかった、また来ます。

そしてあとは帰るだけ
つづく
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[ 2015/10/16 18:36 ] 旅行記 | TB(0) | CM(0)
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