第18話「夕張は晴れているか」最初:
第1話「伝統ある東京発の夜行バス」前:
第17話「ユウバリの炭鉱」

さて、この施設の裏の部分に攻めてみます
まずこちら、明らかに廃線跡なのである
現在は石炭博物館のみのこの施設
以前は石炭の歴史村という集合アミューズメント施設でした。
2006年の財政破たんの煽りで博物館を残し、閉鎖されています。
要は廃墟です
これは当時、駐車場~遊園地間を結んでいた軽便鉄道の名残
現役当時はSLを模したモーターカーでトロッコを引くというもの。ディズニーランドのウエスタンリバー鉄道的なものと考えてください。

駅名表であった、と思われるもの。
STATIONとうっすらと見えますね。

駅の前にはでっかい池と建物があります
こちらは元レストランの建物だったんじゃね?と予想。そんな雰囲気があります

そしてその前にあるこのスペース「ローズガーデン」
こちらにはバラが2万本植えられていたとか
法 政 大 学2009年からは法大のボランティア先になってたようです
無論、このような状態ですけどあの

線路沿いを進みます
ところどころ柵が壊れています。おそらく雪が原因。似たような光景を去年東京で見た

これは絶対撮影地
廃止最終日には沸いたんやろなぁ~

坑道の遺構
やはり元炭鉱なだけにこういうのはところどころにあります

車両庫。
中に車両がありそう、と妄想。終電後はここに留置だったのかもしれません

遊園地口に到着。
ホームには枕木が積まれています。レールは全く残っていません。鉄は売れますからね

駅前広場はこのようになっています
明らかにヤバそう

元木の妖精さん
口の中ではいったい何が行われていたんでしょう

後ろ。腐ってやがる・・・
絶対いけないところに足を踏み込んでるよ・・・

遊園地「アドベンチャー・ファミリー」の入門口へ
いやいやいやまずいですよ!

完全に倒壊しています。
ここは北海道、雪で耐えきれなかったんでしょうね。
営業時は雪かきしていたから耐えてたって感じなんでしょう

この建物はお土産屋さん臭い
さすがに本体は原形をとどめています。
その気になればのぞけるんですが、何がいるかわからないので覗きません

石炭の歴史村、最大の施設「遊園地アドベンチャー・ファミリー」
営業期間は夏季期間、要は雪のない期間。
現役時代は観覧車・ジェットコースターと遊園地の定番がドヤ顔で連なっていました。

今日はすべて運行中のようです
ここ単体では1800円で入場できるようです。やっすいなおい

アドベンチャー・ファミリーの全容です
既に閉鎖から9年、ほとんど残っていません。

さて、先ほどからチラチラ写ってるこの施設から
こちらの名前はSL館、そのままですね。
ここでは夕張の鉄道の歴史を知ることができます。

このD51、実物の3~4倍の大きさ。
連結部は崩落していました。他にも運転席あたりの屋根がつぶれていたりします

出入り口前には何らかの車輪が置いてあります

SL館の中には、蒸気機関車及び客車が保存されています。よく見ると見える
こちらに関しては解体の対象とはなっていないようで、今後改修し、再公開を予定してるとかしてないとか。

園内を回ります。
ここにはメリーゴーランドがありました。

坑道跡発見
大型アトラクションの解体で、結構の数が表に見えるようになっているようです

のりもの券売り場
見た感じ有人販売だったぽいです。ここ無人にしてれば・・・

お食事処とお土産や
なんとも言えない雰囲気を醸し出しています

大観覧車付近。
この殺風景が怖い

ゴーカート跡地

ゴーカートの受付所
見事に全壊

ここが始発点
どういうコースだったのかは全く分からず

ここがゴールだ

プール跡地です
左側からは水が滝のように落ちてたんですかね

ウォータースライダー「キリマンジャロ」
原形をとどめていませんね、なんかキィキィ言ってるし。

送電鉄塔
もう電線は張られていません。最近は見ないタイプ

坑道。
坑道跡がすぐ横にある遊園地とかここくらいだっただろうなぁ
今となっては廃坑道と廃墟が共存する世紀末な世界になっています

最後にこの時計
まさかの現役でした、まだ時を刻み続けています。
と、久々の廃墟探索でした。

駐車場まで戻ってきました
再度確認したけど、進入禁止とか立ち入り禁止の看板がなかった。あそこは立てておいた方がいいんじゃないかなぁ。
ちなみにこのお土産屋も閉鎖中

撤収!撤収!
何ともメイン以外はさびしい施設でした。

夕張希望の丘
夢もキボーもないよ

夕張駅まで戻ってきました
逃げ帰ってきたというのが正しい

ホテルのレストランでお食事
次回、夕張から脱出します。
- 関連記事
-
スポンサーサイト